建材輸入の手順

写真 建材輸入の流れは次の図のようになります。 建材輸入はコンテナで輸入を基本としています。もちろん個別に単品を輸入することも可能ですが、コストメリットは少ないか高いものになってしまいます。この点については後述します。

  1. 部品表は見積もりのために重要な資料です。お客様の必要な建材と員数が必要になります。
  2. お客様が用意できない場合はマークトレイドで作成します。
  3. 出来上がった部品表を元に見積もり依頼をします。日本の港到着までに必要な金額と保険料を含みます。
  4. 見積書をお客様に提出しご承認を頂いてから契約・発注に進みます。
  5. 輸入は前払いが基本ですのでこの時点で日本までの費用が必要となります。
  6. ランバー、サイディング、タイル、などの工業製品は短納期なのですが窓・キッチン等は時間がかかります。
  7. 海上輸送の時間は大体2週間です。早いときもあります。
  8. 日本に到着すると通関処理となります。乙仲とは乙種仲買人のことで、通関処理の代行、コンテナの配送手続きを代行してくれる業者です。通関処理時には最初に消費税を納めないとコンテナを配送してもらえません。また、税関にて無作為にコンテナ検査を受ける場合がありますが、これはお客様の負担になります。
  9. 船が港についてから一週間は無料でコンテナヤードにコンテナを置くことができますが、一週間を超えると超過料金が発生します。土日の配送も超過料金が発生します。
  10. 到着した荷物の検査はお客様に行っていただき、クレーム商品についてはデジカメなどでご報告いただきクレーム処理を行います。

追記(免責等)
  1. 北米と日本間ではハウジングキットの特例というものがあります。税関にてハウジングキットとして認められると関税が無料になるという嬉しい制度です。役所の判断によるものなので100%ハウジングキットとして認められるとは言い難いです。
  2. クレーム範囲はお客様と私どもの間で双方で判断するものとします。 コンテナの荷降し時に発生するものやランバー、サイディング、断熱材、フローリングなどの数量の多いものはクレームの対象外とします。窓の割れ、照明器具の破壊等は当然クレーム対象です。水性塗料の色が想像と違ったというようなクレームは処理できかねます。
*現実の建材輸入
私が建材を輸入する場合は輸送費と国内調達での価格上昇を比較して輸入するかどうかを決めています。40坪ぐらいまでの家なら、2x4材を国内調達し、2x6から2x12・合板・屋根材等は輸入します。コンテナ1本分で北米から長野県まで運ぶと40万円前後必要になります。ですから輸送費よりコンテナ一本で輸入した方が安い場合は、輸入するようにしています。